こんにちは!最近夫婦で謎解きにハマっているさくらです!
今回は東武鉄道×街ハックの謎解き『あの街で待っている』をチョイス。夫と2人で東京の下町をぶらりとお散歩しながら、物語に没入してきました。
今回は謎解き全体の流れや難易度、所要時間やかかった交通費などを中心に感想を書いていきます。

ネタバレはないのでご安心ください!
『あの街で待っている』の概要
基本情報(公式サイトより)
『あの街で待っている』は、東武鉄道が主催し、街ハックが企画制作する周遊型謎解きです。
『あの街で待っている』の基本情報(公式情報)
・開催期間:2025年7月17日から2026年3月31日まで
・開催場所:東武スカイツリーライン 浅草駅・押上駅~北千住駅および亀戸線 曳舟駅~亀戸駅周辺
・所要時間:4〜6時間(当初3〜5時間とされていましたが、体験後アンケートの結果を踏まえ変更されています)
・プレイ人数:1人からOK(1人1キット購入を推奨)
・必要なもの:体験キット(2,500円)・Web接続が可能なスマートフォンまたはタブレット・キット販売場所:
<駅販売>
東武鉄道下記16駅の改札窓口(始発~終電)
浅草駅/とうきょうスカイツリー駅/曳舟駅/亀戸駅/北千住駅/西新井駅/竹ノ塚駅/草加駅/新越谷駅/北越谷駅/春日部駅/大宮駅/流山おおたかの森駅/柏駅/池袋駅/朝霞台駅
<WEB販売>
東武グループショッピングサイト「TOBU MALL」
街ハック!公式オンラインショップ
私たちは駅の改札窓口で購入しました。
改札内ではなく、改札外の窓口で販売しています。また、支払い方法は現金のみでした。
ネット購入がおすすめ?
個人的には、キットはインターネットで事前購入するのがおすすめです。
まず出発地点がどこかということから謎解きスタートなので、事前に購入して解いておくとスムーズ。駅での購入だと、購入した場所で謎解きをする必要が出てくるんです。
出発地点を解き明かす謎は20分くらいでクリアできました。カフェに入ってがっつり、というほどではないけれど、立って解くのは地味にしんどかったです。
駅で購入した後、出発地点まで遠い!交通費がかかる!という事態も回避できます。
また、駅だと支払い方法は現金のみですが、事前購入だとクレジットカードが使えるのもメリット。
デメリットとしては、当日思いつきで遊ぼう!というわけにはいかないことと、送料がかかるということです。特にTOBU MOLLは関東でも送料が790円かかります。
街ハックでの購入だと送料は350円、LINEでログインして住所・氏名・連絡先・クレジットカード情報を入力するだけなのでこちらの方が手軽です。
ゲームの構成
まずは謎の難易度を選び、キットに記載の謎解き観光サポート(公式LINE)を友達追加するところから始まります。難易度はノーマル・ハードの2種類です。
本編は大まかに前半・後半に分けられます。
前半はオーソドックスな街歩き系の謎解きです。電車に乗って移動しながら、降りた駅で手掛かりを得て謎を解き進めます。答えを公式LINEに送信すると、次に向かうべき場所がわかる仕組みです。
後半は一気に物語に入り込んでいきます。新たにLINE以外の手掛かりが与えられ、街歩きをしながらさらなるヒントも得つつ、がっつりと推理をしました。
本編終了後にエクストラ謎もあり、こちらは街歩きをしなくても解くことができます。
実際に謎を解いてみた
かかった交通費
実際にかかった交通費は649円(SuicaやPASMOなどのICカード利用・大人料金)でした。現金(きっぷ)だと660円になります。
私たちはエクストラ謎を現地に行かずに解いたので、その分の交通費は含めていません。
エクストラ謎を現地で解きたい!という方は、ICカード利用で806円、きっぷで820円になります。
ちなみに、エクストラ謎を解くための移動に東武線を利用すると少し遠回りです。別の路線を利用した方が早く辿り着けます(ただし料金は東武線の方が安い)。
駅でキットを購入する方はこれに加えて、自宅からキット販売場所、そこから出発地点までの交通費がプラスでかかります。
私たちはたまたまキット購入場所=出発地点だったので、その点は助かりました。
公式では、台東・墨田 東京下町周遊きっぷの利用を推奨しています。謎解きで回るスポットを全てカバーしており、1日券が500円なのでお得です。近隣の施設も割引になります。
私たちは謎解きにプラスして観光することを見越し、2日券を購入しました。700円なのでこちらもお得!
ただしこのきっぷ、乗車日を自分でスクラッチするタイプで、自動改札は通れませんのでご注意を。発売場所は以下のとおりです。



近くの改札が無人だったときは、別の改札を探せば大丈夫です!
難易度は?
前半とエクストラの謎の内容は、ノーマル・ハード共通です。
後半の謎は、ノーマルを選ぶと「次にやるべきこと」を明確に指示してくれますが、ハードだとそれも含めて自分で推理する必要が出てきます。
謎解きを極めているというほどではないけれど、謎解きにはまっている大人2人だと、「ハード」の方が楽しめました。
初心者の方やお子さんと一緒に楽しまれる方、サクッと進めたい方はノーマルの方がいいかもしれません。
ノーマル・ハードで公式LINEのアカウントが分かれているので、友達追加をすれば途中で難易度を変更することもできます。
どうしても謎が解けないときは?
街ハックのサイトで会員登録(LINEでログインでもOK)すると、ヒントを見ることができます。
ヒントを見てもどうしても分からない!という方は、答えも確認できるので行き詰まっても安心です。
謎を解いた感想
前半
没入型と聞いていたので、よくある街歩きタイプの謎なのには拍子抜けしましたが、観光も兼ねて楽しめました。謎解きのキットが街歩き用のガイドブックにもなっていて、完成度も高いです。

実は夫がこのエリアの出身なのですが、昔を懐かしみながら歩いたり、夫も訪れたことのない場所も巡って、「こんなところもあるんだね〜」と新しい発見もできました。
難易度ですが、がっつり腰を据えて謎解き、というよりも、観光をしながらサクッと進められる内容だと思います。
後半
後半はがらりと雰囲気が変わります。「没入型ってこういうことか……」と納得。
もちろん観光もするのですが、街の中にあるヒントを見つけつつ、キットなどもフルに使って進める必要があり、まるで探偵になった気分でした。
後半は前半に比べて難易度が高く、私たちも途中でカフェに入ったり、ベンチで座って解いていました。
エクストラ謎
エクストラ謎はキットを使って、前半と同じように割と手軽に解ける謎でした。ストーリーにも直接関係はありません。
私たちは時間の都合上現地には行かなかったのですが、観光スポットをあちこち見て回りながら解くのも楽しそうだと思いました。
最後の最後で必要なもの(あまり持ち歩かないけれど、ほとんどの家庭にあるものです)が出てきたので、最終的には自宅でクリアしました。
プレイ推奨時間帯について
Q体験可能時間は何時までですか?
Aいつでもご体験いただくことが可能ですが、明るい時間にプレイすることをオススメしております。
引用:『あの街で待っている』公式サイト
公式ではこのように記載されています。
ただし、「いつでも体験できる」とあるものの、実際は営業時間が決まっている立ち寄りスポットがあるので、その点は注意が必要です。
私たちは19:00頃にそのことに気がつき、翌日出直すことになりました。18:00より前にはそのスポットを訪れている必要があります。
実際にかかった時間
いくつかヒントを見つつ、トータルで5時間ほどかかりました(途中休憩・飲食の時間は含まず)。
観光や食事をしながら、丸一日楽しめると思います。

私たちはお昼過ぎからスタートして半日と、翌日午前中までかかってクリアしました。

謎解きキットにおすすめのお店がたくさん載っています!
雨でも楽しめる?
街歩きが重要な謎解きで、立ち寄るのも屋外スポットが多いので雨の日のプレイはあまりおすすめしません。
これからプレイされる方は寒い時期になると思うので、防寒対策はしっかりめにした方がいいと思います。
持ち物は?
スマホを使うので充電は満タン、必要に応じてモバイルバッテリーを持参することをおすすめします。
あと、キット(A4サイズ)が入る大きさのカバンがあると良いです。
キットにもビニールの手提げがついていたのですが、大きさにゆとりがなくて出し入れが面倒&途中で破けてしまいました。

街歩きのためにミニバッグで荷物を軽量化したのが裏目に……
まとめ:観光も謎解きも楽しみたいあなたに!
『あの街で待っている』では、観光と謎解きのどちらも楽しめました。周遊きっぷを使えば交通費もお得に回れます。
観光しながら少しずつ物語を追っていく感覚は、観光地を新しい目線で見るきっかけにもなります。私たち夫婦も何度も訪れている場所でしたが、意外な発見もありました。
謎をたくさん解きたい人はもちろん、街歩きが好きな人や、推理ものが好きな人にもぴったり。ちょっとした休日のお出かけとしても、満足度の高い内容でした。
SNS上でも、クリア報告がたくさん上がっています!
“東京の下町を歩く楽しさ”と“物語をひも解くわくわく感”の両方を味わえる、魅力のある作品です。ぜひ楽しんでみてくださいね!



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